
酒種は日本で古くから使われている、お米と米麹で作る自家培養発酵種。酒種を用いたパンは、ふんわりしっとりとした食感と、お米由来の上品な甘味と芳醇な香りを持ちます。また老化が遅くカビが生えにくいなど、保存性も優れているそうです。
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酒種
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材料(容量16oz瓶1個分)
- 種おこし(1〜4番種)
- 1番種
生米 50g
ご飯 10g ※1〜4番種と種継ぎで使用するご飯は冷ましてから使用する
乾燥米麹 40g
浄水 100g
- 2番種
前種 30g
ご飯 100g
乾燥米麹 30g
浄水 40g
- 3番種
前種 30g
ご飯 100g
乾燥米麹 20g
浄水 50g
- 4番種
前種 25g
ご飯 100g
乾燥米麹 15g
浄水 60g
- 種継ぎ
酒種 25g
ご飯 100g
乾燥米麹 15g
浄水 60g
作り方
- 準備
- 瓶、瓶の蓋、スプーン、茶漉し(2番種以降)は煮沸消毒し冷ます。
- 種おこし(1〜4番種)
- 瓶に1番種の材料を全て入れてよくかき混ぜる。
- 27℃のところに48時間おく。(8時間おきにかき混ぜる)
24時間後の様子:甘酒の香りがする。無数の小さい気泡がある。麹とお米のつぶつぶ感はまだしっかり残っている。
48時間後の様子:甘酒が少し進んだ香りがする。気泡は大きくなり量も増えている。つぶつぶ感は減りとろとろと水っぽくなっている。 - 空の瓶に、前種(1番種)を茶漉しで漉しながら入れる。前種以外の2番種の材料も入れてよくかき混ぜる。
- 27℃のところに24時間おく。(8時間おきにかき混ぜる)
24時間後の様子:甘酒が進んだ香りがする。無数の小さい気泡がある。かき混ぜると少し発泡する。 - 空の瓶に、前種(2番種)を茶漉しで漉しながら入れる。前種以外の3番種の材料も入れてよくかき混ぜる。
- 27℃のところに24時間おく。(8時間おきにかき混ぜる)
24時間後の様子:少しアルコールの香りがする。中小無数の気泡が混在している。かき混ぜると発泡する。 - 空の瓶に、前種(3番種)を茶漉しで漉しながら入れる。前種以外の4番種の材料も入れてよくかき混ぜる。
- 27℃のところに24時間おく。(8時間おきにかき混ぜる)
24時間後の様子:アルコールの香りがする。大中小無数の気泡が混在している。瓶の蓋を開けると勢いよく発泡する。 - 冷蔵庫で半日休ませる。
- 酒種の完成!完成した酒種は冷蔵庫で管理(1日1回かき混ぜる)し、5日おきに種継ぎする。
- 種継ぎ
- 空の瓶に酒種を茶漉しで漉しながら入れ、酒種以外の材料も全て入れ、よくかき混ぜる。
- 27℃のところに24時間おく。(8時間おきにかき混ぜる)
- 冷蔵庫で半日休ませる。
- 種継ぎ完了!冷蔵庫で管理する。
メモ
- 酒種の管理:完成した酒種は冷蔵庫(4℃)で保存すると、完成より5日間は完成時の70〜80%の発酵力を維持できるそう。そのため上記温度下で管理する場合、種継ぎは5日おきを目安にする。
- 酒種の使い方:使用量は粉100gに対して酒種10~30gが適当。元種を作らずに、そのまま使える。レシピのインスタントイーストを酒種に変更する場合は、酒種の水分量を考慮して加水量を調整する。
- 使用時の注意点:生地の温度管理。生地の温度が28℃以上になると、酒種に含まれるタンパク質分解酵素の働きが活発になり、生地がダレやすくなる。生地がダレると縦にボリュームが出にくくなるため、パンがふっくら仕上がらなくなってしまう。